ミスの早めの気づきが成功への近道

ブログ運営

仕事でミスをしたら早く気づく事が、成功への近道です。

誰でも、間違いは犯したくはないものです。できれば失敗もしたくはありませんよね。

けれど、人は間違ったり失敗をしてしまうものです。避ける事ができればそれに越したことはありませんが、現実に起こってしまったら、できる限り早く気づく事が大切です。

気づくのが遅くなればなるほど、取り戻すために沢山のステップをたどらなくてはならなくなります。

 

気づくことが遅くなると被害が拡大する

 

 

例えば、自社製品を工場で作って自社で販売している会社の事例
製造作業で、製品加工に必要な機械を使った作業工程で、機械が故障しかけていたときの場合

早めに気づいた時と、時間が経ってから気づいた時を見比べてみます

不具合に早く気づいた場合

いつもと機械の調子が違うと感じた作業者のSさんは、上司に機械の状況を説明しました。

 

なんか、機械が調子わるんだけど、ちょっと見て欲しい

 

 

報告を受けた上司は、作業者のSさんから聞き取り調査をし、念のため機械の不具合が起きた時に製造した製品を品質管理部門に調査を依頼しました。

数日たち品質管理部門から

 

製品に異常は見られなかった

と報告があり製造を再開しました。

不具合が起きた後、数日は製造を中断してしまいましたが、早く気づいた事で製造中止による損害は5万円ですみました。

 

不具合(ミス)に2週間経ってから気づいた場合

いつもと機械の調子が違うと感じた作業者のEさん、上司に報告せず機械をだましだまし使っていました。

 

多分大丈夫…、作業もできるし問題ない…

(本当に大丈夫なのでしょうか?ちょっと心配ですね。)

 

2週間後、機械は完全に壊れて動かなくなってしまいました。

 

機械が壊れて動かなくなった。作業できないよ…

報告を受けた上司は、機械がすぐに壊れたのだと思いました。
しかしEさんから聞き取りをしていくうちに、機械の不具合が発生してから2週間が過ぎていた事がわかったのです。
作業者のEさんも2週間前のことは、記憶があいまいで聞き取り調査に長い時間が必要でした。
そして上司からの指摘で作業者Eさんが、ようやく自分がミスをしたということに気づいたのです。

 

 

なぜもっと早く、言ってくれなかったんですか?

壊れてから、言われても……

大丈夫だと思ってたから…

こんなことになるって、わからなかった…

 

 

聞き取りの一方で製品管理部門から、不具合が起きていた期間に製造をしていた「製品の検査結果」が届きました。

 

 

不具合が起き始めてから、機械が壊れるまで製造したものは製品の品質に問題があるから出荷しないように!

それに対して、作業者Eさんの上司はこう言います

 

機械は作動していたから、大丈夫だと思うよ。

 

 

会社として、製品に責任が持てない以上ダメです!

製造部門としては

製造数の確保
製品の廃棄を減らしたい

製品管理部門としては

お客様にご迷惑がかかるであろうものは、出荷させない
きちんとした製品を、出荷させる

 
どちらの部門も自分達の意見を主張をするため、話しの折り合いがつきませんでした。
そうこうしているうちに、製造を中止してから1ヶ月経ち、製造中止による被害額300万円になったのです。
被害額の内訳
機械の不具合が起こってから停止するまでに製造した製品…40万円
製造中止中に製造される予定だった製品…250万円
その他、調査にかかる人件費など…10万円

 

機械が故障せずに不良品が作り続けられ、出荷されたら…

お客様から製品の不具合の問い合わせのタイミングが、遅くなればなるほど被害金額が増えることになります。

例えば、お客様からの問い合わせが製造から6ヶ月過ぎていた場合

1ヶ月あたり製造される製品が250万円ですので

被害額の内訳
6ヶ月間の製品製造…1,500万円
調査にかかる人件費…60万円
取引先への出張費…30万円
新たに作る直すためにかかる部品代…100万円
その他本来かからない経費がかかってきます。

おおよそ1,690万円気づくのが遅いだけでこんな金額になってしまうのです。

 

早めの対処を心がける

ミスや間違いがどの段階でわかったかで、被害金額に差が出てきました。

あの時気づいていれば…と思っても時間を戻すことはできません。

 

早く気づくために

なぜミスが起きたか
どうしたらミスを減らせるか
改善するところはないか

何か違和感を感じた時に、定期的に考えるクセをつけていくことで、ミスや間違いに気づきやすくなるのです。

そして、考えることを続けていくと、自分がどんな時にミスをしやすいのかが、わかるようになってくるので、気をつけるポイントも見えるようになってきます。

そうすると、自分がミスをした時に早く気づけるようになるのです。

 

自分のミスを認めよう

ミスをした時に、自分のせいだと言える人はいるでしょうか?

私は、かつて「自分のせいです」「私がやりました」と言えませんでした。ミスをしたことを認めることに、抵抗がありました。

ミスを認めたくなくて、自分がミスをしたのに「わたしは知りません」と言っていました。

自分がやってしまったことなのに、知らぬ存ぜぬです…。(^^;)

そして、その日の夜寝る頃に思い出しては、「自分がしてしまったミスを、正直に言ってしまった方が良かったかも…」とモンモンとした気持ちになっていたことがよくありました。

今思えば、他人のせいにしていること自体が恥ずかしいことだと思ってしまうのですが…
当時はそれができませんでした。

 

そんなある日、当時の勤務先の上司から私がしてしまったミスを問いただされました、自分がした事は紛れも無い事実です。どう考えても誰が見ても、私の責任でした。

「逃げたい」と思いましたが、しばらく考えた後勇気を持って、ようやく切り出しました「私がやりました、すみませんでした。」と…

やっとの思いで、そう言えた後に待ち構えていたものは、『妙に清々しい気持ち』でした。(笑)

この時の経験が元になり、私は何かミスを犯し認識したらすぐに「自分のミスです」と言えるようになったのです。

 

ミスを発見できない最大の問題点

ミスを発見できない最大の問題点は、「ミスに気づいていない」ことです。

ミスに気づいていれば、それ以降は方向修正をして進んでいくことができますが、先ほど例に登場した「作業者Eさん」は、機械が故障するまで使用していたために、被害が拡大してしまいました。

そして、Eさんの上司が聞き取り調査をするまでEさんは、自分のミスだと言うことに気づいていませんでした。

自分がミスをしていた事さえ気づいていないのは、問題です。

仮にあなたが「作業者Eさん」の上司だったら、重要な仕事を「作業者Eさん」任せるでしょうか?

重要な仕事を任せたい人は、「自分のミス」認めて、改善できる人ではないでしょうか。

ミスに早くに気づけないと言うことは、成功から遠ざかっていることになるのです。

 

まとめ

  1. ミスや失敗は早い段階で気がつくと被害が少ない
  2. 自分がミスをした時に、「なぜミスをしたか」「どうしたらミスを減らせるか」「改善点は何か」を考えるようにする
  3. 2番を繰り返すことで1の効果が現れてくる
  4. ミスを自覚することでミスを減らすことにつながる

ミスは誰でも犯します。
ミスに早く気づいて、改善努力を繰り返すことでミスの回数を減らすことが可能になります。

そうすると、仕事が楽しくなってきますのドンドン良いループに入っていきます。仕事ができるようになると、周りの人からの好感度も上がりよい人間関係も築けるようになります。

人生の中で長い時間を仕事に費やすのですから、少しでも楽しく働きたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました