『倉庫整理』から学んだ良い仕事の流れとは

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私が以前、小売業でアルバイトをしていた時に経験した出来事です。

小売業なので、売り場とは別の場所に在庫商品を置いて置く倉庫があります。

今回は、『倉庫整理』から学んだコトをお伝えしていきたいと思います。

『倉庫整理』から学んだこと

 

今回のお話に登場する、登場人物

・他店舗から移動してきた すご腕 Tさん
・すご腕Tさんの元部下 Mさん
 

倉庫整理を徹底するTさん

チェーン展開をしている、あるお店のある部門は数年間売り上げ目標を達成することが出来ないでいました。

そこへ、すご腕のTさんが配属されてきたのです。

このTさん、売り場に出るのが大好きな現場第一主義の人でした。

売り場も大切にしていましたが、それ以上に力を入れていたのが、『倉庫整理』です。

売り場を整えた後は、時間があれば倉庫整理をしていました。

 

すご腕Tさんの『倉庫整理』

お店に並んだ果物

お店に並んだ果物

商品が入っている箱のサイズは、それぞれ違います。

倉庫から売り場に出した商品が置いてあったスペースに、新しく入ってきた商品をそのまま置いてもスペースが合わず余分な隙間が空いてしまいます。

面倒臭がりな人であれば、そのまま適当に置いて完了としてしまうことがほとんどでしょう。

ですが、Tさんは違いました。

取りにくくならない程度の隙間を除き、キレイに詰めて置くようにしていたのです。

倉庫のスペースが限られていたというのもあり、少しでも無駄にしないことを徹底しているような仕事ぶりでした。

わたしは、Tさんがなぜ徹底して『倉庫整理』をするのか、理解できないでいました。

 

タイムセールは突然に〜Tさんの場合

ある夕方のタイムセールの時のことです。

タイムセール品が、早い時間に売り切れてしまった時がありました。

売り場に出ていたTさんは、一目散に事務所に走りPOPを作成し、代替え商品を倉庫から売り場に出しました。

Tさんは、タイームセール中に代替え商品を出すことで、売り上げを伸ばすことに成功したのです。

 

日頃から『倉庫整理』を徹底していたことで、

・手持ちの商品の数
・商品の置いてある場所
・片付いていることにより、取り出しやすさ

これらのことが功を奏し、タイムセール時間に余裕で間に合ったので、売り上げが伸びた!

商品の切り替えから、売り場に並べるまでの動作がスムーズで時間のロスがない

このタイムセールの一件で、Tさんがいつも徹底して『倉庫整理』をしている理由がようやく理解できたのです。

ここ一番の時に、即座に行動できて結果につなげることができたのです。

 

 

倉庫整理を途中で放棄したMさん

活躍していたTさんでしたが、売り上げが芳しくない店舗に行ってしまう事になりました。

後を引き継ぎ、部門長に就任したのがTさんの部下だったMさん。

すご腕Tさんの元で、仕事をしていたので『倉庫整理』もしていましたが、1ヶ月ほど経つと気が緩んだのか少しずつ倉庫が荒れるようになってきました。

日が経つにつれて、どこに何があるのかわからない状態になり、モノが多すぎて身動きができなくなってきたのです。

特売品によく登場する商品A

モノが多すぎて、身動きが取れなくなってきた頃にある出来事が起きました。

特売品によく登場する商品A。

よく特売に出てくるので特売期間に売れ残っても、次の特売に出せば問題ないのですが、『倉庫整理』ができていないために、正確な商品Aの在庫数をつかむことができず、仕方がないので毎回新規発注をすることに…。

倉庫のあちらこちらで、見かける商品A。よく特売に登場するとはいえ、どう考えても在庫の持ちすぎでした。

どうにかしなくてはならないと思っていても、荒れた倉庫をどうすることもできずにそのままの状態が続きました。

 

 

タイムセールは突然に〜Mさんの場合

ある夕方のタイムセールの時のことです。

タイムセール品が、早い時間に売り切れてしまった時がありました。

売り場に出ていたMさんは、一目散に事務所に走りPOPを作成したまでは良かったのですが…。

代替え商品が倉庫に置いてあるのはわかっているものの、その商品を取り出すまでが一苦労。

ものをかき分け、なんとか出してみたものの、タイムセールの時間は後わずか、売り時を逃してしまいました。

結果、月の売り上げが目標金額に届かず、エリアマネージャーからキツイお灸を据えられることになってしまったのです。

 

ものの数が多すぎると、現状どのような状況にあるか把握しづらくなる

見通しが悪い

見通しが悪い

小売で食品を扱っている場合、商品には賞味期限や消費期限があります。

手持ちの商品の在庫数を把握していないと、売り時を逃して不良在庫となり賞味期限が切れてしまい、食品廃棄をすることになります。

そうなると、廃棄処分のための事務作業などに時間を取られ、本来手をかけたい「売り場」に手が回らず、商品が売れ残ってしまう悪循環に陥ってしまうのです。

ぎゅうぎゅうに詰まった倉庫に行くと、モノの量に圧倒されてしまい、「思考が停止」してしまいます。

何から手をつけて良いのか、考える時間も必要になってきますし、そうこうしているうちに本来やるべきことが何だったのかわからなくなってしまうのです。

余計な仕事をこなさなければならず、やるべきことへ充てる時間が少なくなってしまうのです。

 

スッキリ倉庫はこんな良いことがある

モノの量が適量で、『倉庫整理』ができている倉庫は物理的にスッキリしています。

このような状態であれば、現状どのようになっているかが把握できます。

やるべきことにすぐに取り掛かることができますから、時間のロスも少なく精神的にも肉体的にも余裕が生まれます。

商品の発注から、入庫そして売り場への流れがスムーズで良い循環が生まれ、ますます売り上げが伸びて行くのです。

倉庫は、ただものを置いているだけではなく、機能的に管理することで売り上げを伸ばすことにつながって行くのです。

 

Mさんのその後

自分の手ではどうにもならなくなってしまったMさんは、かつての上司Tさんに相談をして、『倉庫整理』をすることにしました。
丸一日をかけての大仕事です。

Tさんの働きのおかげで、以前の整理整頓された倉庫にもどることになりました。

この一件があってから、Mさんは心を入れ替え『倉庫整理』に力を入れるようになり、落ちていた売り上げも少しずつ回復をしていったのでした。

 

まとめ

 
・モノを適切に管理すると、何をどれだけ持っているのかがわかる
・現状が把握できるようになるので、何をすれば良いのか明確になる
・何をするのか明確になるので、作業に集中できる
・作業に集中できた分、時間短縮につながり次の準備に早く取りかかれる
・準備に時間を充てることができたので、余裕が生まれる
・余裕が生まれると改善できるところを見つけ、よりよくする事が出来る
・良い循環に入り、仕事がうまく行く(売り上げが伸びる)
 
職場に限らず、私生活でも自分の持っているものが、何がどれだけあるのか把握できれば、物の管理に割く時間が短縮されます。
その結果、自分がやりたいことに集中することが可能になるでしょう。
 
モノの管理を徹底して、良い流れをつかんでみませんか?

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