セクハラ被害 派遣社員の対処法

仕事

私は今現在派遣社員として、派遣先の勤務先で就業しています。

派遣先の企業は、就業してみなければ詳しい業務内容や事業形態などはわからないことが多いです。

就業しても、派遣社員は立場的に弱い立場にあるので、人間関係のトラブルがあった場合対処法に頭を悩ませてしまうことがあります。

 

派遣社員は微妙な立場

派遣社員は、人材派遣会社に登録している派遣会社の社員です。

派遣会社は、人材不足の企業がないか営業をかけ派遣社員の就業先企業の確保をします。

人材が不足している会社の依頼を受け、派遣会社は自社に登録している派遣社員に仕事を斡旋します。

派遣会社は、人材不足の会社と仕事を求めている派遣社員の間に立ち、面談の日程調整や各種契約書の作成などを行うのです。

派遣社員の給料は派遣会社から支払われ、仕事の指揮命令は派遣先企業の担当者から行われます。

ですので、派遣社員の立場としては就業先の企業で不都合が起きた時に言いにくい状況にあるのです。

派遣社員の派遣先での立ち位置

別の派遣先企業で以前にやったことがある作業があったとしても、それぞれ会社ごとにやり方が違ったり、抑えるポイントが違ったりする時があります。

間違いが起きないように、その会社の基準に沿った作業をすることを常に頭に置きながら、仕事を進めることを求められています。

基本的に派遣先で業務上知り得たことには守秘義務がありますし、一つの就業先で雇用期間が終了し他の派遣先に移った場合でも、具体的な企業名や関わったプロジェクトの内容の口外は禁止されています。

派遣会社から仕事を紹介してもらっている
派遣先企業から仕事をさせてもらっている
 
ので、立場的に双方といい関係を築いていたほうが何かと自分にとって良い状態でいられるのです。
 

もしも、派遣社員がセクハラ被害にあったら

派遣先企業によっては、スマホや携帯電話の持ち込みが制限されている場合があったり、ましてやカメラや音声などで記録が残せないことも多いと思います。

 

セクハラ被害にあったら、やっておきたいこと1〜セクハラ被害を記録する

「セクハラの被害状況を記録」しておくことが大切になります。

セクハラ被害を記録しておく
  1. いつ
  2. 誰に
  3. 何をされたのか

を記録して置きます。

 

そして、セクハラをしてくる人の性格を観察するようにします。

 

セクハラ被害にあったら、やっておきたいこと2〜派遣先企業で信頼できる人をみつける

派遣先企業で信頼できる人を見つけておきましょう。

これは、誰に相談するかでセクハラ問題が解決に向かうかうやむやにされてしまうか、わかれるからです。

適切な人に相談することで、セクハラ問題が収束に向かうことが期待できます。

派遣先の企業で信頼できる人を見つけるポイント
  1. 普段の言動
  2. 周りの人との力関係
  3. 1と2をよく見定めて、信頼できる人かよく観察する

 

セクハラ被害にあったら、やっておきたいこと3 〜派遣会社の営業担当に相談する

セクハラの被害状況」と「派遣先の信頼できる人」が見つかったら。

自分の精神状態にもよりますが、派遣会社の営業担当に「セクハラ被害の相談」します。

具体的に被害状況を話せるようにまとめておくと、スムーズに話せると思いますので紙にまとめておきましょう

普段頻繁に担当の営業さんと会っていれば、営業の人の人柄がわかっていますが、顔合わせの時や契約更新の時にだけだと、営業担当社が「セクハラ問題」に関して、「協力的」な態度を見せるか「非協力的」な態度を見せるかは、その時になってみないと、わかりません。

営業担当者の立場からすれば、派遣先の企業は派遣会社にとっては「クライアント」の位置付けになるので、「クライアント」にクレームをつけることを嫌がります。

もし、あなたの営業担当者が「協力的」であれば、派遣先企業とのやりとりをお任せしましょう。

営業担当者が「非協力的」であれば、「セクハラ問題」を積極的に解決しようとする意思は見えないので派遣会社から派遣先企業への申し立ては期待できないでしょう。

 

セクハラ被害にあったら、やっておきたいこと4〜派遣先企業に直接相談する

派遣会社の営業担当者に、「セクハラ問題」の相談をしても何も変わらなかったら、派遣先の担当者に直接相談します。

相談する人は、「派遣先企業の信頼できる人」です。

被害状況を元にセクハラ被害を話します。

相談を受けた人は、おそらく「信じられない」と言った反応を見せると思います。

信じてもらえないと、気分も落ち込み「言わないほうがよかったかな?」という気持ちになるかもしれません。ですが、現状のまま放置していても状況は良くはなりません。

自分がどれだけ我慢をして、それがどれくらい苦痛であったのかを、切々と訴えるのです。

真剣に訴えられれば、相談された方としては放っておくことはできないでしょうし、何らかの対策をしてくれると思います。

相談をした場合、セクハラをしてきていた人に対して注意をしてもらい、その後またセクハラをされたらすぐに相談した人に報告するようにします。

 

実際に体験したセクハラ被害

以前勤務していた企業でセクハラの被害にあい、悩んだことがありました。

直属の上司のAさん(以下Aさん)と私は、取引先企業に出向いて作業をしたことがありました。

その後から、Aさんのセクハラが始まったのです。

Aさんからのセクハラ

自席の前はAさんの席で向かい合わせで座っている状態です。

ある日を境に、以前は気にならなかったAさんの視線が気になるようになりました。

始めは、気のせいかなと思っていましたし、もし仮に意図的に見ているとしてもそのうち止めるだろうと思っていたのです。

ですが、一向に止める気配は見られず、日に日にこちらに送ってくる視線が執拗なものになっていきました。

意図的に誰かに見られている状態は、ストレスが溜まりますし、仕事も集中できなくなり困りました。

立場的に弱い派遣社員ですので、直接Aさんに言うことはできず、何かいい方法がないものかと考えました。

業務で使用する箱があったので、自席に箱を積み上げてAさんからの視線がこちらに来ないようにしたのです。

バリケード作戦はほぼ成功しました。

ですが、自席で昼食をとっていると、昼ご飯を調達に出かけようとするAさんが、椅子から立ち上がりざまにジロジロこちらを見てきます。

私は、Aさんの視線は感じていましたが、知らないふりを続け食事を摂り続けていたのです。

気づかれていないと思ったのか、ジロジロ見ながら体を机の下に隠そうとしてしゃがんで、しつこく見てくるのでした。

そんなことが、続き精神的にも辛くなってきたので、派遣会社の営業担当に相談をしたのです。

あてにならない営業担当

営業担当曰く

「Aさんは、おたく系の気質の人だから…」と言い訳のようなことを言われ、セクハラ問題の解決は非協力的な感じでがっかりしました。

問題を解決するには、派遣会社を頼ることはできないと思ったので、仕方がないので派遣先企業の担当者に相談することにしました。

 

最終的に相談したのは派遣先の担当者

この時相談したのは、Aさんの上司の  Tさん。

Tさんは、以前外資系の企業で勤務されていて、外資系のセクハラの基準のことを話してくれました。

 

外資系のセクハラ判定の厳しさ
  1. 男性から女性へのセクハラ
  2. 女性から男性へのセクハラ
  3. されて嫌だなと思われた時点でアウト

 

 

Tさんとの面談では、始めはあまり信じてもらえませんでしたが、セクハラの詳しい状況を話し終えると、Aさんには自分の方から注意をすることと、今後もしAさんからセクハラを受けた時には、自分にすぐに報告するように言ってくれたのです。

 

セクハラ面談〜証拠判明

面談から数日経ち、ある朝Aさんからメールが届きました。

「あなたの席に置いてある箱が邪魔で、壁掛け時計が見えなくて困っている、だから箱をどかして欲しい……」

時間を確認するだけなら、PCを使って作業をしていますし、Aさんの机の上には卓上の時計も置いてあるので困るわけがないのです。

私は、呆れつつもAさんに返信し、それと同時に相談に乗ってくれたTさんにもメールを転送しました。

そのメールを見たTさんは、セクハラの証拠を見つけた訳なので正直驚いたと思います。

Aさんが、私を見ることができなくなり理性を失いメールを送ってきてくれたおかげで、Aさんがセクハラをしていたことが判明したのです。

Tさんから、派遣会社に事実関係が報告され、派遣の営業担当者から私は謝罪を受けました。

その後、しばらくそこに在籍していましたが、他の派遣先に移ることにしたのです。

 

なぜ、直接セクハラをしてくる人に言わなかったのか

派遣社員という弱い立場で、直接本人に言っても反論されて終わってしまう可能性が高いことが考えられます。

そして、セクハラを指摘されれば面白くないでしょうから、腹いせにセクハラがひどくなる可能性も考えられます。

第三者に間に入ってもらうことで、セクハラをしてくる人に対応をしてもらえることと、精神的に余裕がない状態で直接本人に言ったところで、冷静に話し合うことが困難であること、そして、感情的になり言わなくてもいいことを言ってしまうことを避けるためなのです。

第三者が入ることで、セクハラを指摘した後に出てきてしまうかもしれない、業務上の不利益な行為をすぐに、申し立てをができる状態にしておく事も目的の一つです。

直接やりとりすると、水掛け論争で終わり解決の糸口を見失ってしまうことを防ぐためもありますし、第三者であれば冷静な判断が期待できるので解決策を提示してくれるだろうと思ったからなのです。

 

終わりに

セクハラ問題は、なかなか厄介な事です。

セクハラをされたと言っても証拠を提示することが難しかったりしますし、状況により「自意識過剰」なのでは?と言われてしまうこともあります。

人それぞれ、同じことをされても「嫌だな」と思う人もいれば「なんとも思わない」人もいます。

けれど、仕事をする上で支障をきたすようではなんらかの改善を求めなければならないと思います。

セクハラ問題に向き合うのは、精神的苦痛を伴いますし気が重いことです。

ただ気をつけたいのは、「自分さえ我慢すればいい」とずっと抱え込んで精神を病んでしまうこと。

そうなってしまう、限界に達してしまうその前に誰か信頼できる人に相談をしてみることが大事です。

あなたがもし、セクハラ被害で悩んでいるとしたら行動をしてみてください。

問題が解決されるかもしれませんよ!

 

 

 

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